アカイイト本編、その姉妹作であるアオイシロ本編、そして柚明の章にのみ登場する鬼切部の地域分担です。
なお、表の内容は標準的な場合であり、事情によってこれに沿わない案件もあります。
原作に準拠しつつ、久遠長文の見立てによる補足です。ご意見ご感想ご質問等頂けると幸いです。最終更新28/6/21
名称 | 内訳 | 党首 | 党首 実力 |
鬼切 人数 |
雑兵 人数 |
戦力 評価 |
当初 管轄 |
当初管轄の詳細 | 現代 では |
備考1 (単独で手に負えない時@) |
備考2 (単独で手に負えない時A) |
備考3 (指導・援助の側) |
役付きの強者達 | 充足数 |
相馬党 | 相馬氏 | 相馬御間城 | E | 40 | 60 | 中 | 奥羽・ 蝦夷 |
陸奥・出羽・(北海道・千島・樺太) | 東北・ (北海道) |
北海道については常時、千羽党の指導・援助を受ける | 鬼切りの頭の判断で、千羽党の指導・援助も受ける | 北海道は千羽党と相馬党に両属 | (相馬)五柱神(5人)+ 奥州拾七万騎(17人) |
22 |
千羽党 | 千羽氏 | 千羽烏月 | B | 50 | 90 | 強 | 板東 | 上野・下野・上総・下総・安房・常陸・武蔵・相模・(北海道・千島・樺太) | 関東・ (北海道) |
東国の鬼切部を指導・援助する | 八傑(8人) | 8 | ||
白山党 | 気比氏 | 25 | 40 | 弱- | 北陸道 | 佐渡・越中・越後・能登・加賀・越前・若狭 | 北陸 (福井) |
千羽党か渡辺党の判断で、その指導・援助も受ける | 福井は渡辺党と白山党に両属 | (白山)七星(7人) | 7 | |||
諏訪神党 | 諏訪氏 | 30 | 60 | 弱 | 東山 | 甲斐・信濃・飛騨・美濃・近江 | 甲信・ 岐阜・ (滋賀) |
千羽党か渡辺党の判断で、その指導・援助も受ける | 滋賀は渡辺党と諏訪神党に両属 | (諏訪)六棟(6人) | 6 | |||
熱田党 | 尾張氏 | 35 | 90 | 中 | 東海 | 伊賀・伊勢・志摩・尾張・三河・遠江・駿河・伊豆 | 東海 (三重) |
三重については常時、渡辺党の指導・援助を受ける | 鬼切りの頭の判断で、千羽党や渡辺党の指導・援助も受ける | 三重は渡辺党と熱田党に両属 | 東海八龍王(8人) | 8 | ||
渡辺党 | 渡辺氏 | 渡辺威 | A | 50 | 100 | 強+ | 畿内 | 山城・大和・河内・和泉・摂津 | 近畿 | 全国の鬼切部を指導・援助する | 四天王(4人)+ 拾弐神将(12人) |
16 | ||
出雲党 | 出雲氏 | 25 | 35 | 弱- | 山陰道 | 丹波・丹後・但馬・因幡・伯耆・出雲・石見・隠岐 | 山陰 (兵庫) |
渡辺党か菊池党の判断で、その指導・援助も受ける | 兵庫は渡辺党と吉備津党・出雲党に両属 (淡路島は大三島党の管轄) |
昴七連(7人) | 7 | |||
吉備津党 | 吉備氏 | 30 | 60 | 弱 | 山陽道 | 播磨・美作・備前・備中・備後・安芸・周防・長門 | 山陽 (兵庫) |
渡辺党か菊池党の判断で、その指導・援助も受ける | (吉備津)九曜(9人) | 9 | ||||
大三島党 | 越智氏 | 35 | 90 | 中 | 南海道 | 紀伊・淡路・阿波・讃岐・伊予・土佐 | 四国・ 淡路島・ (和歌山) |
和歌山については常時、渡辺党の指導・援助を受ける | 鬼切りの頭の判断で、渡辺党や菊池党の指導・援助も受ける | 和歌山は渡辺党と大三島党に両属 | 南海六宝刀(6人) | 6 | ||
菊池党 | 菊池氏 | A | 50 | 95 | 強 | 西海道 | 筑前・筑後・豊前・豊後・肥前・肥後・日向・大隅・薩摩・壱岐・対馬・(琉球) | 九州・ (沖縄) |
西国の鬼切部を指導・援助する | 鎮西九将(9人) | 9 | |||
守天党 | 守天氏 | 守天正武 | C | 10 | 15 | 弱-- | 琉球 | 琉球 | (沖縄) | 常時、菊池党の指導・援助を受ける | 沖縄は菊池党と守天党に両属 | 参司官(3人)+ 6大(おお)やくもい(6人) |
10 |
* 人の世のことなので、する側は「指導・援助」と思っていても、される側は「支援」と見る一方で「介入」と感じる事もある様です。
ちょっと説明
空欄は、未設定か今後のSSのネタバレにならない様に伏せている箇所です。
人員数及び鬼切部党首は、柚明本章終了時としています。人数は、5人単位で概数です。
戦力評価は、「党首の実力」+「鬼切りの人数」+「雑兵の人数」の概算で出した、集団としての戦力です。
また、鬼切部の総帥である若杉は、この管轄表には入っていません。
鬼切部各党のサポート及び監視に、或いは別働隊として、全国の主要箇所(都市部中心)に点在して展開している想定です。
管轄も、県境などの変遷に沿って変更が加えられており、厳密なものではありません。
(かっこ)書きの地域は、歴史的経緯などから、複数の鬼切部の管轄になっている地域です。
また、事情次第では「管轄を越えて」活動する場合もあります。
役付きの強者達は、各党それぞれの強者達の役職名と定数です。相馬党(東北)・渡辺党(近畿)・守天党(沖縄)は2段階構成です。
千羽の三強は、八傑の内数なので表記していません。
充足数は、役職に就いている強者の数です(鬼切り役は除く)。
守天党は欠員がある為、役職は11名分あっても充足が10名になっています。
役職に就いた者の戦力が必ずその役職に相応するとは限りません。八傑(千羽党)を見ても、首席から八席まで強弱に幅がある様に。
その党の鬼切り総数に対して役職が不相応に多いと、それ程の強者でなくても役職に就くことが出来る、と言う事もあるようです……。
戦力評価は、雑兵(×1)、鬼切り(×9)、鬼切り役(Sは27×5,Aは9×5、Bは3×5、Cは1×5、Dは0.33×5、Eは0.11×5)です。
最強の渡辺党が「強+」、その9割超えが「強」、7割超えが「中」、5割超えが「弱」、3割超えが「弱-」、それ以下が「弱-
-」としています。
雑兵及び鬼切りは、1人1人強さを測るのが無理に近いので、単純に、人数と標準的な強さを掛けて戦力評価しました。
登場人物戦闘能力比較表で、1つレベルが違う時の引分を半分ずつ、勝ちと負けに振り分けると、およそ3:1の勝敗比率が出ます。
登場人物戦闘能力比較表から、鬼切りの標準(bX)と雑兵の標準(bP1)は2レベル違います。
そこで鬼切りの標準的な強さには、人数(×9)という数値を採用しました。
党首は、個としての戦闘力に、配下を率いる将(党首)としての重みを勘案し、SABCDEの6段階で評価しています。
党首の戦力評価は、鬼切り役の未熟(bV)をC(1)として、レベルが1上がるごとに3倍し、党首の重みを勘案して更に5倍しています。
党によっては、鬼切り役と党首が別人の場合もあります。この場合、1つの党の総大将である党首のみを戦力評価します。
(党首と鬼切り役が別人で、党首が弱い場合、鬼切り役の戦力評価が反映されず、弱い党首の戦力評価のみ反映される事になります。
千羽党が、鬼切り役と党首を兼ねる事を通常としているのも、その様な事情が背景にある為かも知れません)
設定を載せてない鬼切り役は取りあえずB判定としています。今後のSSの展開で変わるかも知れません。
真弓が生きていて党首だったならS判定、明良が生きていればA判定、奥義修得前の烏月はC判定です。
個別に鬼切りとしての戦力を測れば、サクヤ(観月+血吸い)と互角だった真弓は戦力2,187(一騎当千以上!)
明良と互角の千羽為景は729、奥義修得後の烏月と互角の千羽楓は243(この辺りも1人の鬼切りとしては規格外です)
剣鬼カヤと互角の千羽昌綱・守天正武は81、馬瓏琉と互角の千羽栞は27、千羽千代・喜屋武汀は9,小山内梢子(高校1年生)は3。
鬼切部以外を個別に戦力を測ると、白花・柚明・根方宗次・コハクは243、ノゾミ(血吸い)が81、鳴海夏夜・鈴木和尚・尾花が27。
強者達は、1人で鬼切部の1つの党を揺らがす実力を持つ、と分ると思います。
と同時に、鬼切部が組織とは言っても、強者の戦力(個人)に依存する部分が、とても大きい事も分ると思います。
異論ある方もいるかも知れません。戦力評価は概算なので、個別にお話しを展開して事情を見ると、変更が生じる可能性があります。
よろしくお願いします。